モデルデータチェック history/中間オブジェクト編
- pochi
- 2019年6月20日
- 読了時間: 2分
更新日:2019年8月26日
モデリングも一区切りしたしこれからスキ二ングしていこうかな、
納品前に一度確認しておこうかな、
他からいただいたデータ、とりあえず確認しようかな、
みたいな時などに。
汎用的かと思う項目を色々チェックします↓

上から順にチェック・修正対応していくのを想定してます。
上から順にいきますと、
skiningObject スキンオブジェクトを選択するだけです。
そもそもどれがスキ二ングされている/されていないオブジェクトなのかを確認するだけのためのものです
instance
インスタンスを検出します
history
スキニング関係以外のヒストリーがあるものを検出します。
intermidate
こういった何にも繋がっていない中間オブジェクトを検出します。
ナントカshapeOrigってやつが中間オブジェクトです。
基本的にはシェイプに繋がっていて、ヒストリー削除をすれば消えますが、↓こういう何にも繋がってないやつはヒストリー削除では消えないので、ちと厄介です。それを検出します。

中間オブジェクトとは、モデリング作業範囲内で一言で言いますとゴミです。
中間オブジェクトなどの説明については、↓のページ面白いです
history_skinObject
スキンオブジェクトで、スキニング関係以外のヒストリーをもつものを検出します。
intermidate_skinObject
スキンオブジェクトの場合、1つのshape、1つの中間オブジェクトっていう構成を正常なものとして、何かしらの拍子で1つのshape、2つの中間オブジェクトといった異常なものを検出します。
〇正常 1つのshape、1つの中間オブジェクト

×異常 1つのshape、2つの中間オブジェクト

コネクションを見ると、何にも繋がっていない中間オブジェクトがあります。
これはゴミですので、ツールUI横のスパナのアイコンのボタンで削除できます。

transform
移動値0、回転値0、スケール値1 ではないものを検出します
pivot
ピボット値が0ではないものを検出します
CV
頂点ごとのトランスフォーム値(CV値)がはいっているものを検出します
history
↑でしたものと同じです。これまででいろいろと修正作業した過程で、発生したヒストリーが残ってないか念のため再確認に。
transform
回転値0、スケール値1 ではないジョイントを検出します
transform
ジョイントの方向が0 ではないジョイントを検出します
note
ゲーム開発でのことを想定したものになってますが、最近はエンジン側での対応や、mayaからゲームエンジンに持っていく過程で自動でクリーンアップされたり、いろいろ↑の項目をデザイナーが神経質に気にする必要もなくなりつつあるのかなぁ、なんて思ったりですが。
個人的にはmaya上での作業での不具合の原因をつぶすために↑をチェックしているみたいな感じです。
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