スキニングした後でのモデル修正をおたすけ
- pochi
- 2018年7月30日
- 読了時間: 3分
更新日:2020年7月26日
setup > supportSetup
スキ二ングまで完了後のモデル修正対応などに。


様々な方法ありますが個人的には、↓の方法がオススメでよくやってます。今回紹介するツールもそのやり方をサポートする目的のものです。
まずおおまかな流れとしましては、
①対象のスキ二ングモデルをコピー
②そのコピーしたモデルを形状調整する
③そしたら②をバインド、ウェイトコピーして完了
です。
この方法によるメリットは、
クリーンな状態でモデル調整ができます。
トポロジがかわっても大丈夫です。
デメリットは、
あまりにも大きく形状が変わる、対象のオブジェクト内でめり込んだ形状がある場合、ウェイトのコピーがくずれます。
では、手順です。
①対象のスキ二ングモデルをコピー
Ctrl+Dなどで単にコピーしただけだと、
・トランスフォームが全てロックされていてそれの解除がめんどう
・余計なアトリビュートも一緒にコピーしてきちゃう
・余計なshapeノード(intermidateObject)が生成されてそれを消すのがめんどう
(intermidateObjectとは、気になるかたはまたおいおい・・・^^;とりあえず不要なゴミノードです)
おもに↑3点を解消したduplicateです
よりクリーンに複製するよーっていう感じです。
対象のオブジェクトを選択してぽちっと。
複数同時オブジェクト可です
②そのコピーしたモデルを形状調整する
スキ二ング後の修正・調整ということで、あまりに大きく形状が変わることは想定していない手法です。どちらにしてもその場合はジョイント調整、ウェイト調整は必要とも思いますので;
トポロジ変わっても大丈夫です。
③形状調整をしたらバインド、ウェイトコピーして完了
ここでのめんどうポイントは、案件によってはとにかく全てのジョイントをバインドするということなら良いのですが、
例えばスカートで、腰のジョイントとスカートのジョイントだけでバインドしたい時に、①で残しておいたモデルからジョイントを確認してそれらのジョイントを選択してバインドするのはめんどうでミスのもとです。
その点を解消するのが、
ツール内のボタン ''divideSkin'' です。
①でのスキ二ングが残ってる修正前モデル→②での修正後モデル
の順で選択し実行すると、同じジョイントでバインドして、ウェイトをコピーします。
その際のウェイトコピーの仕様ですが、なにか込み入ったことをしているわけでなく、単に頂点ごと距離でウェイトをコピーする仕様です。
これによって、さきほどのメリットデメリット、トポロジは変わっても大丈夫だけどめり込みはまずい ということになります。
そんな際は、頂点番号でウェイトをコピーするタイプもありますので良ければそちらも。 https://t05010.wixsite.com/mysite/home/expimpwgt
grp というチェックオブションは、ONにして実行すると
階層グループまるごとぜんぶ行きたい時がもしあればどうぞです。

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