XSIっぽいモデリングツール
- pochi
- 2019年6月21日
- 読了時間: 3分
更新日:2020年5月3日
XSIからmayaに来られたかた的には、こういうのがあるとイイそうなので、作ってみました。
pochiTool > modeling > xsiMove

(私ははじめからmayaなのでその操作感に慣れきっているので、自分で作っていてなんですが、あまりピンときてはいません!w近所のXSI使いのかたに日々監修いただいてます)
またアイデアとして、こちらのフリーツールを参考にしたものでもあります
自分なりに作り直して機能や使いがってを追加したみたいなものです。
現状はmaya2016で動作確認したものになります。
2017,2018などそれ以降バージョンも大丈夫かな?って感じですがちょっとまだちゃんと確認してないです。
使いかた
起動すると、
マルチコンポーネントモードになります
移動ツールになります
その時、移動ツールは微調整モードになってます
微調整モードとは、頂点などをクリックして選択してから動かすのではなく、さわったらすぐ動かせるモードのやつですね

さぁどうぞ形状を調整しちゃいなよ!っていう状態ですね
ここからは各ボタンを順に説明していきます
オブジェクトモード/マルチコンポーネントモードの切替
オブジェクトモードかマルチコンポーネントモードかを切替えます。それだけです

マニュピレータの表示/非表示
マニュピレータの表示、非表示を切替えます。

ここで言うマニュピレータの表示、非表示とは、正確に言うと、微調整モードをON・OFFしている ということになります。
右クリックで、マニュピレータの軸方向を順ぐりに切替
普通に、wldとかobjのボタンを押しても切替わります

トランスフォームコンストレイントのON/OFF、モード切替
左クリックでON/OFF、
右クリックでエッジ/サーフェイスを切り替えます

頂点スナップモードのON/OFF
頂点のスナップモードのON/OFFします。

ターゲット連結
この2つが同時にONでターゲット連結が起動状態になります


スナップON/OFFボタンを右クリックでターゲット/センターを切り替えます
どっちかをOFFにすると、ターゲット連結は終了します
シンメトリーのON/OFF
シンメトリーをオブジェクトXでONにします

(とりあえず9割方、オブジェクトXを使うことになるかなと、簡潔な操作性を優先してオブジェクトXのみでON/OFFできる仕様です)
マルチカット
マルチカットを起動状態になります

右クリックでスナップステップを、10か50かに切替えます
その他の機能です
まず、
他のツールに切り替わると閉じます
このツール内以外のなにかしら他のツールに切替えたら、閉じます。
↓は適当に選択ツールに切り替えたら閉じているのがわかるかと思います。

ただし、以下のものを例外とし閉じません。
回転・スケールへの切替
ホットキーEやRで切り替えても閉じないようにしてます。

選択モードはオブジェクト選択モードになります
(この点の使いがってについては、マルチコンポーネントモードにしておいてほしいっていう声もあるなので、設定できるようにするつもりです)
以上が主な機能です。
以下はUIについての補足説明です
UIの移動
UI自体の操作として、UI上で中ボタンドラッグで移動します

UIの起動時表示位置の設定
起動時の表示位置をユーザーごとに設定できます
例えばこんなような色々と人によって起動時の表示位置へのご要望があるかと思います。それへの対応です。

そのために、設定用の別のウィンドウを開きます
開くには、↓をpythonで実行します
from pochiTool.tm_xsiMove import uiOpt;
reload(uiOpt)
uiOpt.showWindow("uiOpt_UI")
すると、こういうのがでます。

Xが横位置、Yが縦位置でモニターでの位置に呼応してます。
どういうことか、例えば、X500,Y500はこんな具合です

X1500,Y800はこう、といった具合です。お好きなとこに配置しちゃいなよ!

XYに入力したら、SAVEを押して、xsiMoveを起動し直すと、その数値の位置で起動します。
微調整するには、これを繰り返すカタチにはなります。(ちょっと面倒ですいません^^;)
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